【楽トレ症例報告】アンチエイジングサイエンスに掲載いたしました

日本抗加齢医学会の分科会である脳心血管抗加齢研究会の学術機関誌「アンチエイジングサイエンス」に連名で症例報告を発表いたしました。

Anti-aging Science 2017年8月号(Vol.9 No.1)
http://www.m-review.co.jp/magazine/detail/J0084_0901

症例報告
「運動器症候群に対する複合高周波EMSの改善効果―歩行速度と開眼片足立ちに関する検討―」
森下竜一/橋弥尚孝/横山幸三/桑畑亮嗣

【PDF】詳しい症例報告内容はこちら

要約
日本でも2017年に75歳以上を高齢者と提唱し、フレイル、サルコペニア、ロコモティブ症候群の改善のために、安全で効果的な治療介入法の検証、確立が急務である。

今回、ロコモティブ症候群である平均82歳の高齢者に対して、腸腰筋と大腿四頭筋への複合高周波によるelectrical muscle stimulation(以下EMS)を3ヶ月間行い、EMS前後の変化を測定し、ロコモティブ症候群への効果的な介入方法であるかを検証した。

歩行障害をもつロコモティブ症候群高齢者の自立歩行の速度と片足立ち時間は有意に改善し、運動器障害のないサルコペニア高齢者と有意差が無くなった。また、腸腰筋の筋力も増大し、インナーマッスルが有意に筋力増強された。

複合高周波EMSでは転倒などはないことと、電気刺激は痛みもなくストレスのない有酸素運動であることから、80歳以上のロコモティブ症候群の高齢者では、認知症とうつ病への予防介入にも適した方法であると考えられた。